2009年10月の記事

小林旭 「落日」

2009-10-25 日曜日

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三上寛が昔から、名曲だ、名曲だと言ってる曲で、これを聴いて歌手になる気になったとか、これを歌いながら上京してきたとか言ってる。わたしにはもう一つ魅力のわからない歌だったんですが、昨夜、歌詞を見ながら聴いてみたら、なかなかよかったです。

作詞は川内康範。 康範先生の詞は、イメージがくっきりしている。感情もくっきりしてます。たとえばこの「落日」だったら全部まるごとそうなんだが、

落ちてはじめて 痛さを知って
恋にすがって また傷ついた

とか、

どうせ死ぬなら 死ぬ気で生きて
生きてみせると 自分に云った

とか、都はるみの歌った「女の海峡」とか (追記。勘違いでした、石本美由起です)

汽笛よ波よ 教えておくれ
わたしの明日はどこにある

城卓也の歌った

骨まで愛して欲しいのよ~

とか、いくらでも上げられますね。

演歌+ソウル=エンソル

2009-10-20 火曜日

新しい音楽ジャンルだそうです。あまりいい命名とも思えないので、定着するかどうかわかりませんが、歌はいいですよ。

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>> フレディ特設サイト

ジョニィへの伝言

2009-10-12 月曜日

ペドロ&カプリシャスの「ジョニィへの伝言」、好きな歌というわけでもなかったんですが、こんな受け止め方もできるんですね。ちょっと味わいが増す感じがあります。

かつてヒットしたヘドロ&カプリシャスの『ジョニーへの伝言』は、愛した男の前から身を引いて立ち去ろうとする女の惜別の痛みを歌っているものだが、むかし私はこの歌の良さが半分も分からなかった。それどころか、バーの椅子に座って自分が二時間待っていたことを間接 的に伝えて欲しがる女の未練がましさを「うぜえ」などと感じていた。

でもそうじゃない。歌の女は、来ない男をもう待たぬと決めて席を立つまでに二時間もかかったのだ。せめてもう一度会いたかったに違いないはずの最後 の恋慕を女はほかにどのようにも言い表しようがなく、だからただ「二時間待ったことだけ伝えてくれ」と人に頼んだ。その「二時間」に、女が一人でおこなっ たすべての清算の重みがあったのに、私はこの歌詞に隠されているものを長い間まるで聴き解せずにいた。

ジジババがいっぱい(4)老いの静寂 - 血止め式

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作詞家・清水みのる

2009-10-11 日曜日

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きのうの朝日新聞に作詞家・清水みのるの話が載ってたそうです。

>> 赤尾晃一の知的排泄物処理場(わかば日記) 「社会派作詞家」清水みのる

>> 清水みのる - Wikipedia

たまには文学も

2009-10-09 金曜日

歌謡集『梁塵秘抄』より。いちばん知られたさわりのところですが。

わが子は十余に成りぬらん 巫してこそ歩くなれ
田子の浦に汐ふむと 如何に海人集ふらん
正しとて 問ひみ問はずみ嬲るらん いとをしや

我が子は十余に成りぬらん

わが子は二十に成りぬらん 博打してこそ歩くなれ
国々の博党に さすがに子なれば憎かなし
負かいたまふな 王子の住吉西の宮

我が子は二十に成りぬらん

振り返ると胸が痛い。心配かけたんだよね、親には。

こちらに秘抄全文。
『梁塵秘抄』後白河法皇撰