2008年2月の記事

少年のレクイエム

2008-02-14 木曜日

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ボーイズソプラノは皆さんご存知として、このソリスト少年のコナー・バロウズくんの「少年のレクイエム:boy’s air choir」には、先の暮れから正月にかけてずいぶん慰められたものだ。

もう10年も前、彼が10歳か11歳の頃に吹き込んだこのCDは、さまざまな作曲家のレクイエムやミサ曲のキリエや、サンクトス、ピエ・イエスの部分をそれこそ夢のようなBソプラノで奏でてくれるのである。

多くはフォーレのレクイエムからのものだ。そしてこれが大変な名盤であったことを、身近な友人たちの重なる死を受け止められないでいた時に、心底から知らされた。
いつだったかはよく思い出せないが、これを買っておいて本当によかったと思う。こういうことってあるのだ。自分には宗教心なぞまるで持ち合せないが、この子の声を聴いているうちに、やがて、「ああ、彼も彼女も召されていったのだ」という、静穏な感覚が湧いてきたのが、実に不思議であった。
ただひたすらに澄み切って、こころ洗われる透明なこの声は、一体どこから生れてくるものなのだろうか。

ブラームスと映画

2008-02-10 日曜日

おととい、またしてもクラシックのコンサートのチケットをプレゼントしてくれた友あり。
ありがとう。ほんにありがたく、喜んで、出かけました。
会場は、「ミューザ川崎シンフォニーホール」という初めての場所。
席は一番上。断崖みたいに下を見下ろすちと恐ろしい席の天井桟敷。
それでも、東京オペラシティの最上階の恐ろしさよりはマシだろう。

演目はいわゆる師弟関係のベートーベンとブラームス。
だから奏者はドイッチェ。シュトゥットガルト放送交響楽団。
ここの主席指揮者で、今や大人気(だそうだ)のロジャー・ノリントンさんとか。

ブラームスって、ベートーベンもそうだけど、実はあんまり好きではない。
もっているCDは、まんず「ハンガリー舞曲集」に「弦楽六重奏第一番」「ピアノ三重奏第一番」「クラリネット五重奏ロ短調」、「ドイツ・レクイエム」、それにシンフォニーの1番と3番くらいのもんだ。
まったく有名曲ばかりのミーハーぶりで、しかも一生懸命には聴いていない。
しょっちゅう聴いて好きなのは「ハンガリー舞曲」くらいだし、
「弦楽六重奏」と「交響曲3番」は映画に使われたので釣られて買ったもの。
前者が使われたのは、ジャンヌ・モロー主演のルイ・マルの問題作「恋人たち」で
後者はF・サガンの原作「ブラームスはお好き?」、
映画のタイトルは、確か「さよならをもう一度」だった。
イングリット・パーグマンとアンソニー・パーキンス、それにモンタンが主演。
例の哀切の第3楽章はよかったのだが、
コンサートのシーンでこのシンフォニーが流れると退屈で退屈で困った。

おととい聴いた「交響曲1番」だが、ベートーベンの第九の意思を継いだ
第十交響曲と一般には言われているそうだが、ゼーンゼンそんな風には感じられない。
演奏はノン・ビブラートスタイルとかで、実にシンプルで力強い。
しかしこれが第九の先の世界などとは、とても思えない。

私の裕次郎ベスト5

2008-02-07 木曜日

前のエントリーのコメント欄から春眠さんの提案を転記しました、勝手ながら。
私の裕次郎ベスト5を、皆さんもいかがですか。(djack)

裕次郎の歌について、やってみない?
これならみな参加できそうです。
僕の裕次郎のベスト歌謡は、

♪アカシアの花の下で あの子がそっと涙を拭いた「赤いハンカチ」よ~
♪命に終わりがある 恋にも終わりがくる 秋には枯葉が小枝と別れ 夕べには太陽が空と別れる 誰も涙なんか流しはしない 泣かないで 泣かないで「粋な別れ」をしようぜ~
♪砂山の砂を指で掘ってたら真っ赤に「錆びた(ジャック)ナイフ」が出てきたよ~
♪赤い夕陽が落ちたとて 荒野の花よ泣くじゃない お前も俺も「こぼれ花」 同じさだめの「こぼれ花」
とかあ……だね。