ややや、浦さんはじめ皆さん、「歌の町」オープンおめでとう!
なにからやってきましょうかね。音楽といってもてーへん広い、が、しょせん身の丈での知識でしかないから、結構狭い。「広いようで狭い」が僕らのせいぜいのスタンスかもですね。

この人知ってる? 最初、“アフリカのアマリア・ロドリゲス”とか言われて40歳過ぎにデビューした、アフリカのおっかさん。旧ポルトガル植民地だった西アフリカ出身で、裸足のまま地元のカフェや酒場で酔っては歌い、砂浜で踊っていたというセザリア・エヴォラ。
そのキャッチフレーズどおり、ポルトガルのファドの女王アマリア・ロドリゲスを、ソフィストケートつまりちょっと洗練させたような感じで歌う。十分にファッドっぽいし、またブラジルのサンバっぽくもある。
哀愁と陽気さ。そのあたりを行ったり来たりして、声もあのアクの強いアマリアに比べて、ずっとソフト。ポルトガルの哀愁というと、例の「サウダーデ」。といえばまた、作家の壇一雄が「火宅の人」を書いた後にひとりポルトガルでさまよっていた「孤愁」(絶妙の和訳だぜ)の世界だ。
このCD のタイトルは「ヴォス・ド・アモール」。愛の声とかなんとか言っちゃって、という感じだろう。ついこのCDを買ってしまったのは、「Green Fields」が入っていたから。もちろん、大昔のブラフォー(The Brothers Four)のデビュー曲である60年代モダンフォークである。この組み合わせ、なぜだろうなぜなんだろう?
そのポルトガル語のタイトルは「JARDIM PROMETIDO」( 約束された庭)とかいうが、失なわれた恋の歌ではなく、何やら失われた緑、おんやあ、環境問題ではないかと勘ぐれる詩に翻訳されている。時代は変わったのさ、恋は二の次。で、歌はどうかって? まあ機会があったら聴いてみて。
*追記:この写真、Nakk推奨のWoodyBellsのJtrimをDLして使ってみた。ほんに、使いやすい。