映画『Made in JAMAICA』
2008-07-19 土曜日レゲエだレゲエ。
予告編を見て以来、わくわく期待していたレゲエの過激なドキュメンタリー映画『Made in JAMAICA』を見てきたぞ。
いきなり始まったのが、ダンサーの殺人事件と、その会場で繰り広げられたあの官能そのもののレゲエダンス。
出てくるわ出てくるわ、
「ジャマイカの今」を歌って踊ってシャウトして熱く語る、第一線のレゲエミュージシャンたちのおよそ20の人やグループ。
ベラフォンテの歌で有名になった、ジャマイカはキングストン、貧困と暴力のゲットー。
その街角で、ライブの舞台で、ある歌い手は自由を賛歌し、あるグループは立ち上がって闘えとアジり、
ある女性シンガーはきわどい下ネタを、またある老歌手は銃をぶっ放すBadManを諌め、
また自らのアイデンティティを探る歌手はアフリカ回帰を叫び……
これら下品で高尚で熱血で猥雑で過剰で暴力的なメッセージを、
すべてあのバックビートのキーボードとギター、重低音のエレキベースの
レゲエ特有のサウンドに乗せて、歌い絶叫し囁き、腰をくねらせグラインドさせて、踊りつくすのだ。
いやはやそのエネルギー、その多様さはなんとしたことか。
すべてレゲエを語り口にして、そう、レゲエを通して彼らは考え、主張し、愛を交わしていたのだった。
ボブ・マーリーとジミー・クリフくらいしか知らなかった東洋人の感性はまったく狂わされっぱなし。面白いねえ。渋谷で始まったばかりでござんす。

