サッチモにビリーが本物で登場する映画「ニューオーリンズ」
2008-01-21 月曜日ニューオーリンズといえば、ジャズ発祥の地。
クレオールにディキシーランドジャズ、ラグタイム。そしてサッチモ。
めっけましたよ、こないだ新橋を歩いていたら、街頭でCDやDVDを売っているスタンドがあったから
何気なく立ち寄って発見しました大昔のジャズの映画のDVD。
1947年に制作された「ニューオーリンズ」。500円。
なんと主演はサッチモことルイ・アームストロングと彼のディキシーのバンド。
そしてあろうことか、ビリー・ホリディだ!
さらに白人の癖に、ブルーズのクラを吹いたら随一だったウディ・ハーマン。
ラブロマンスのこの映画で、彼らは脇役ではあるが、
もう存在感がぜーんぜん違う。全編、サッチモのコルネットが、
あのタッタッターと歯切れいいサウンドで流れていて、ビリーと一緒に歌ってる。
以前ジャズドキュメンタリー映画で、ブルーズを歌うビリーを観たことがあるが、
映画にちゃんと出たのはこれ一作だという貴重な映像。
嬉しくって、楽しくって、観ていると、もう頬が緩みっぱなし。
やはり、ジャズが好きだ。ディキシーが好きだ。ブルーズが好きだ。
映画のセリフのなかで、この映画の表向きのヒロインが、
彼女は実はええとこのお嬢さんでオペラ歌手で、
初めて聴くサッチモのディキシーに瞳を輝かせてこう言うのだ。
「まあ、皆がお互いに楽器で喋りあっているわ! それに彼らの言葉がそのまますぐ音楽になっている!」
まさにまさに……。
下品と言われ、それこそジャズィーな音楽がまだ偏見に囲まれていた時代のこと、
しぜんに楽しく体を揺すって聴いているうちに、ジャズがどんどん新しく生れてくるのだ。

