男の歌は女っぽく歌え
2007-10-28 日曜日自分が「度胸千両」入りの「無法松の一生」を歌えないことは、前に書きました。
>> 声域を広げたい
で、あるとき、カラオケスナックのママにアンコの部分(度胸千両)を歌ってもらって、自分が露払いを勤めたのですが、私が男っぽく歌おうとするのを見てママが言うには、
「この歌は、女っぽく歌うほうがいいよ」
すげえ! と思いました。言い方はその通りだったかわかりません。「嫋嫋と」とか「弱弱しく」だったかもしれませんが、この歌が女々しい歌だということを、ママは見抜いてたんですね。
考えてみれば、ある種の男っぽさって(もしかすると、たいがいの男っぽさは)、女性性の裏返しみたいなもので、たとえばある時期の男の手本みたいだった健さんだって、じつはメゴコロ的な役者だったことは、今では大方の同意が得られるのではないか。男っぽさは女々しく歌う。これ、一つの優れた解ではないかと思います。
