- 21
- 4月
もう6~7年前のことになりますが、 「昭和歌謡」 という小ブームがあったのは知ってますか。 クレイジーケンバンド(横山剣)、エゴ・ラッピン、渚よう子、大西ゆかりと新世界など、レトロな感触の音作りをしてるミュージシャンを一まとめに呼んだものです。当人たちは、おれたちは勝手にやってるんだ、べつに昭和を意識してやってるわけじゃない、いっしょくたにしないでくれといったスタンスで、ブームは一時期で終わりましたが、それぞれ今も活躍しています。
このうち最もメジャーになったのはクレイジーケンバンド(CKB)ですね。ゴールデンアワーの音楽番組にも出てると思います。落語を材料にした宮藤官九郎脚本の連続テレビドラマ 「タイガー&ドラゴン」 (長瀬智也、岡田准一、西田敏行、他)のタイトルは、CKB の曲名からとったもので、 ♪俺の話を聞け~ という一節が要所で使われてました。 クドカンは CKB が好きらしく、 「池袋ウェストゲートパーク」 のスペシャル版でも CKB の横山剣が長瀬智也の父親役で出てました。
私のお気に入りはエゴ・ラッピン。 女性ボーカリストと男性ギタリストの二人組です。 YouTube で代表曲の 「色彩のブルース」 などが聴けます。
追記。上のビデオ、削除されちゃいました。
このへんから探してみてください。
http://tinyurl.com/3k8sn6

2008-04-23 at 15:25
まったくもって「昭和歌謡ブーム」なんて知らなかったし、
>クレイジーケンバンド(横山剣)、エゴ・ラッピン、渚よう子、大西ゆかりと新世界など、
まったく知りません。
あ、待てよ、渚よう子というのは、映画「ヨコハマ・メリー」で青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」を歌っていた声だけの彼女だな。
その名前が、昔ベンチャーズの「京都の恋」なんかを歌っていたハワイアン出身の渚ゆう子と混同しらから覚えています。
後は初めて聞く名前ばかり。いやはやだねえ。
この歌、でもいいねえ。
まさに「昭和レトロ」という発想で、そうしたネーミングでしか流通しない、
そうしたネーミングであるからこそ流通する歌、って感じ。
いや、これはちと皮肉が過ぎるかなあ。
こういう歌の感覚って、ほら、「上海帰りのリル」的で、昭和初期の頃の
あのちと自暴気味な退廃的な雰囲気がありますよね。
でも歌い手の女の子は、そうした感覚はきっと感じてないだろうね。
今は、そんな時代でないから。
で、明らかに違うなと思うのは、歌詞が聴こえないこと。
歌詞が詩として詞として聴き取れない。
歌いかたのなのか、Utubeの音質の問題か、とも思ったけれど
どうも違うような気がする。
歌の言の葉というものが、もうあまり大切な要素ではないのだろうね。
これは昔のおっさん向けに作られたのだろうか。
こういう感覚のがどんどん増えてくると、いささか時代が読めそうにも思えるんだけれど……。
2008-04-23 at 19:54
・・・明らかに違うなと思うのは、歌詞が聴こえないこと。
歌詞が詩として詞として聴き取れない。
ほんにおっしゃるとおりです。最近の歌が
覚えにくいのは(私たち年代にとって、なんでしょうけど)
このためかも、と思うんです。
渚よう子を、春眠さんのコメントを読むまで
渚ゆう子だと思い込んでいた蘭スターより
2008-04-23 at 21:32
演歌というくらいだから演説する歌詞が伝わらないと歌う意味がないな
聞き取らせる努力がないのは原敬みたいな存在信念がないリズムだけの世界
そういいば「夜明けのスキャット」のスキャットって難しいんですね
In vocal jazz, scat singing is vocal improvisation with nonsense words and syllables or without words at all. Scat singing gives singers the ability to sing improvised melodies and rhythms, to create the equivalent of an instrumental solo using their voice.
もともと意味ある歌詞を発しないのだから曲想に一体感がないと即興が頓狂になる
2008-04-23 at 21:55
エゴ・ラッピンていいね、と言ってもらいたく書いたような記事なので、
賛成票うれし。
> これは昔のおっさん向けに作られたのだろうか。
中年層にも受けたのはたしかですし、中高年の人が聴いても
一定の割合で好意的な反応がありそうな曲ですが、
おっさん狙いの意図はなかったと思います。
「色彩のブルース」はインディーズ時代の曲ですし、
そもそも発表の場がライブハウスしかないバンドとしては、
中高年は眼中になかったと思います。私がこれを知ったのも、
mp3.com にアップされていたプロモーション用の短縮版ででした。
当時の mp3.com は、違法音源の倉庫として知られていた
サイトでして、そんな場をプロモーションに利用する発想は
若者の方を向いたアーティストでないと起きにくいのではないか。
> 歌詞が詩として詞として聴き取れない。
上のビデオは、YouTube にあがっている何本かの 「色彩のブルース」の
うちでも音質のいいものです。ボーカルの中納良恵、口跡はあまり
よくないですね。
2008-04-23 at 23:30
「色彩のブルース」がここで聞けるとは思わなかったですね~。
中森明菜がカバーしているCDを車に積んでいるので、良く聞きます。
私も中高年の好意的な反応をするうちの一人ですが、(オッサンではないが
限りなくオッサンに近いかも)退廃的な感じの歌が似合う明菜は今どうしているんだろう。
このCDのなかには、これと正反対の阿久悠の「乙女のワルツ」も入っていて、
かわいらしく歌っている。うまかったのに。
2008-04-24 at 11:30
Yansuくん
やあ、ここでもお会いしましたね。
演歌と演説はイコールではないけれど、五木寛之らによって、
演歌にいろいろ当て字するのが流行ったから、実はどうでもよくて
なんでもいいんですけど。
yansuくんが何処からか引用された?「スキャット」については、
まさにそのとおりなんですが、
で、百読は一聴に如かず。スキャットの女王(というわけでもないが)
エラおばさん(エラ・フィッツジェラルド)と、サッチモ(ルイ・アームストロング)とが
セッションで歌い語り吹き喋りというゴキゲンなアルバムが
もう50年も前に録音されています。その名も『ELLA AND LOUIS』
これはジャズピアノの超絶テクニシャンであるオスカー・ピーターソン・トリオが
バックを演っているという、名盤中の名盤。
エラとルイが、もうメチャクチャ楽しいアドリブのスキャットを応酬してるから
なあるほどと実感してちょ。リクツばっかりはダメよ。
2008-04-24 at 12:26
中森明菜の 「色彩のブルース」、合ってそうですね。
いちばん売れてた時期の明菜は、山口百恵という偉大すぎる手本に
引きずられて、ちょっと本質から外れたところで歌ってた感がありましたが、
再出発してからのグズな明菜は本質に近そうですね。かわりにパワーを
なくしちゃったのが悲しいですが。
明菜のカバーは悪くないですよね。井上陽水の 「ダンスはうまく踊れない」や
奥村チヨの 「終着駅」 などの入った 『歌姫』 というアルバムを持ってますが、
やはり悪くないです。でも、やっぱりパワーがね。惜しい歌手だったなあ
ということで終わってしまっては、ほんとに惜しいんですが・・・