• 10
  • 2月

おととい、またしてもクラシックのコンサートのチケットをプレゼントしてくれた友あり。
ありがとう。ほんにありがたく、喜んで、出かけました。
会場は、「ミューザ川崎シンフォニーホール」という初めての場所。
席は一番上。断崖みたいに下を見下ろすちと恐ろしい席の天井桟敷。
それでも、東京オペラシティの最上階の恐ろしさよりはマシだろう。

演目はいわゆる師弟関係のベートーベンとブラームス。
だから奏者はドイッチェ。シュトゥットガルト放送交響楽団。
ここの主席指揮者で、今や大人気(だそうだ)のロジャー・ノリントンさんとか。

ブラームスって、ベートーベンもそうだけど、実はあんまり好きではない。
もっているCDは、まんず「ハンガリー舞曲集」に「弦楽六重奏第一番」「ピアノ三重奏第一番」「クラリネット五重奏ロ短調」、「ドイツ・レクイエム」、それにシンフォニーの1番と3番くらいのもんだ。
まったく有名曲ばかりのミーハーぶりで、しかも一生懸命には聴いていない。
しょっちゅう聴いて好きなのは「ハンガリー舞曲」くらいだし、
「弦楽六重奏」と「交響曲3番」は映画に使われたので釣られて買ったもの。
前者が使われたのは、ジャンヌ・モロー主演のルイ・マルの問題作「恋人たち」で
後者はF・サガンの原作「ブラームスはお好き?」、
映画のタイトルは、確か「さよならをもう一度」だった。
イングリット・パーグマンとアンソニー・パーキンス、それにモンタンが主演。
例の哀切の第3楽章はよかったのだが、
コンサートのシーンでこのシンフォニーが流れると退屈で退屈で困った。

おととい聴いた「交響曲1番」だが、ベートーベンの第九の意思を継いだ
第十交響曲と一般には言われているそうだが、ゼーンゼンそんな風には感じられない。
演奏はノン・ビブラートスタイルとかで、実にシンプルで力強い。
しかしこれが第九の先の世界などとは、とても思えない。

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9 Comments

  1. Geta Says:

    たしかにブラームスはもう重たいという感じがしますけど
    ベートーヴェンの第十かどうかはともかく
    ブラームスの交響曲の中では一番がベストかなぁ。

    できれば日本人の指揮者で、浪花節的にこってりと
    ヨッコラショドッコイショという演奏もいいんでないかい。

  2. 春眠 Says:

    >できれば日本人の指揮者で、浪花節的にこってりと
    >ヨッコラショドッコイショという演奏もいいんでないかい。

    なある……。
    重いのは重いのでいいんですがね、第九なんかまったくそうだけれど。
    そこを突き抜けて耐えて耐えてその果てに
    大変な世界が忽然と開けてくるような印象がありますよね。
    ブラームスはなんだかこねくりこねくり回して
    わざわざ思弁的なふうに重くしているような気がします。
    なんだか、勝手ににしたらあ、という印象。
    師匠のベートーベンを意識しすぎなんじゃないでしょうか。
    神話的なものの喪失とか、時代がそれだけ複雑になっていったとか
    そういう理由もあるんでしょうかねえ。

    でも浪花節というのは面白そう。
    そういう演奏を教えてください。
    是非聴いてみたいすね。

  3. Map Says:

    ソフィスティケートって言葉が日本に入った70年。
    その訳で「雨のち晴れ」と訳したした人がいて、これってかなりだと今でも思う。
    英語の意味より深みがあるかも。

    ベートーベン 第九:
    「そこを突き抜けて耐えて耐えてその果てに
    大変な世界が忽然と開けてくる・・」
    これって言い得て妙なるなるなるほど。
    「雨のち晴れ」
    かといって、これをソフィスティケートって言葉で表現したくはまったくないけど。

    何がいいたいかっていうと・・
    ブラームスは「雨のち晴れ」じゃあなくて、「一日中雨」って感じがするんだす。
    晴れもしないし、曇りもしない。霧雨がず~っと・・滅入っちゃうよ。飽きちゃうよ。
    でもソフィスティケートされてると思っているひとは「ブラームスはお好き]?
    音楽をアクセサリーみたいに服にくっつけるんじゃあなくてさ、
    もっと音波の中に飛び込んでおくれよって言いたくなるんす。

    Mapがどさまわりの音痴なのかもしんないけんどさ。

  4. Map Says:

    できれば日本人の指揮者で、浪花節的にこってりと
    ヨッコラショドッコイショという演奏もいいんでないかい。

    **これってすごいアイディア。
    ブラームスをこってり浪花節にしたら、
    これいいよ。かなりっす。
    日本楽器も使ってほしいな~
    鼓とか、義太夫三味線とか、和の打楽器とかさ。ちょーん。

  5. 春眠 Says:

    うーん。ソフィストケーテをば、「雨のち晴れ」っていうのは、確かにすんごい感じ。
    要するに時間軸がはいっちゃってんだね。
    ぽちなんかのセンパクな理解だと、なんとなくむつかしい事を
    オブラートに包んじまうような、歯ざわりよくしちゃんような、
    いいんだか悪いんだかよくわからない感じで思っちゃうのだが。
    ぽちはきtっと分かってないんだべなあ。

    Mapさん、浪花節とはいかないけれども、
    鼓とか琵琶とか尺八なんかをオーケストラに加えちゃった作曲家が
    にっぽんにおるんよ。
    誰あろう、そう、武満徹です。かの「ノヴェンバー・ステップス」
    谷川俊太郎の詩をオマージュした音楽詩もあります。
    実に不思議な不思議な、しかしぴたっときて、はっとなります。
    早世してしまったけれど、こういう人もいたんだ!なのです。

  6. Map Says:

    ソフィストケーテをば、「雨のち晴れ」は、
    Mapのせんぱくな理解だけどぉ~

    「そこを突き抜けて耐えて耐えて(雨)
    その果てに大変な世界が(晴れ)忽然と開けてくる・・」

    人生で、いろいろなこと(雨)を越えて
    大きな世界が開けた(晴れ)を経験した人。
    「抜けた」とか、「越えた」とか、もうひとつ言葉がでてこない。Help!
    越えた後に静かになっている状態。
    時間がはいっている・・・これってなるほどです。

    武満徹・・知ってます。ラテンのビッグバンド。よかったな~、
    日本の楽器を入れた演奏、言われてみるとかすかに記憶にある。

    谷川俊太郎の詩をオマージュした音楽詩。。
    こういうの今でも聞くことは可能なのでしょうか?
    聞きたいです。

  7. 春眠 Says:

    Mapはん

    武満徹はもち聴くことは可能です。
    僕のもっているのはPHILIPSの「武満徹・レクイエム」(弦楽のためのレクイエム/系図/エア(遺作)他)」
    という、追悼CDです。
    96年に亡くなっているから、あれ、早世なんて言ってしまったけれどとんでもなかった、失礼。
    この「系図」というのが、俊太郎オマージュで、朗読とオケとが合体。聴かせますよ、かなり。
    それと彼の代表作の1つである「ノヴェンバー・ステップ」もあり。

    指揮は小澤征爾で、彼による追悼盤です。バッハのフルート演奏と研究では
    第一人者のオレル・ニコレがフルートを吹いてます。
    それに、琵琶と尺八、アコーディオン、おっと、鼓はなかった、ごめん。

    あ、それとMapはん、現代音楽家の武満徹を
    ラテンの「有馬徹とノーチェクバーナ」と、徹違いしてない?
    長く生きた古い人でなきゃ、間違わないね。や、失礼。

  8. 春眠 Says:

    Mapさんへ追記。

    もしこのCDがこちらで手に入るようなら、送ってあげてもいいよ。
    僕のを送ってあげてもいいけれど。
    そういえば、蘭スターさんから戻ってきたDVD「ニューオルリンズ」も
    まだ送ってなかったからいっしょでも。

  9. 春眠 Says:

    たびたび失礼。

    武満のこのCD、以下のアマゾンで買えます。中古で安いのは¥1100だって。
    メリケンへの送料は800円。こっちで買って送ってあげてもいいよーん。
    中古でも悪くはないと思いますが。

    http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E6%BA%80%E5%BE%B9-%E3%82%A8%E3%82%A2-%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0-%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%AC-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%AB/dp/B00005FEXN/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=gateway&qid=1202867860&sr=8-1

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