- 24
- 1月
加州ラジオ草紙 からサッチモの記事を移しました。かなり感情移入してたから恥ずかしながらですけど・・
********************************
ラジオからサッチモことルイ・アームストロングの歌が流れてきた。あのしゃがれ声で「What A Wonderful World」この素晴らしき世界を歌っている。ちょうど、最後のWhat A Wonderful Worldのところだった。
Wonderful..とていねい に、ゆっくりと言い聞かせるように歌い、そして
World...と、かるーく、ほそーく消えるように歌い終えた。
ニューオーリンズの極貧家庭に生まれ矯正施設でコルネットを学び、ジャズ・ミュージシャンへと成長していく。人種差別が公然と行われてきた時代。白いハンカチで汗を拭きいつも笑顔で演奏し歌うジャズアーティストは、黒人として卑屈だという批判を受けたこともあったそうだ。
キング・オリバーのバンドのメンバーを経て自分のバンド、ホット・ファイブを作り「Muskrat Ramble」でトップ・テン・ヒット。メイ・エイリックスと初めてデュエットし30年代から60年代と長い間ヒットを出し続けてきた。まさに20世紀のジャズの王様。「聖者の行進」「ハロー ドーリー」「バラ色の人生」数々の作品を残し「What A Wonderful World」も大ヒットした。
当時のアメリカ人 はただうっとりと、Oh, Yes! What A Wonderful World...とハニーと肩よせあって、偉大な白人の国アメリカが他の国を、他の人種を踏みにじっているかもしれないなどとは微塵も思わず、歌に酔いしれていた人もたくさんいたことだろう。
サッチモが 「What A Wonderful World」と歌う時、そんなことをうたっているのではない。もっと深いメッセージを送ってくれたと思う。
彼の道のりはけっして平坦なものではなかったはずだ。いやなことも頭にくることも、たくさんあったと思う。それにハンサムでもなかったし・・
それでもWhat A Wonderful World...と歌うのだ。
どういう時にかはわからないが、
青空を見上げてか、星空を見上げてか、「それでも悪いことばかりではないさ。すてたもんでもないさ、この世は・・」と、つぶやく・・・そんな経験をしたに違いない。
いろいろあるけど、何もかもひっくるめて、なんてすばらしいんだ。
そうだよ、君だって、貴女だって、何てすばらしいんだ。すばらしいんだよ、この世は・・・と歌ってるのだ、きっと。
だから彼のMusicは時代を越えて、痛みを知った人々の心を捉えてはなさないのだと思う。
「私には家もない。お金もない。教育もない。恋人もない...とないないづくしで始まり、
でも、私には手がある。目がある。足がある、心臓がある。肝臓もある...」という歌がある。
What A Wonderful World..の中でひときわ心をこめて
「..Wonderful..」と歌うサッチモの声の底から
「Igotta hand,..Igotta liver…」の歌が浮かびあがってきた。

2008-01-24 at 16:09
ふーむMapさん、こんなの自分のブログで書いてたんだ。
この歌はお伽話の世界だからね。
もう二度と戻ってこない幻の喪われた世界。(だれがそいつを壊したんだ!)
そういう逆説を歌った世界。
でも、これを聴くと日本の田や畑を思い出しますね。
夏にはザリガニを釣って、キンブナを掬って、裸足で走り回って、フリチンで泳いだ小川、
春には、唱歌の世界さながらに、菜の花が寒そうにふるえていた田んぼ、
秋には麦にたかるバッタを袋詰めにして、
田んぼの土手を探し回っておたまじゃくしの腹ををぷちっとつぶしたり、
カエルの皮を引ん剥いたり、ああ、なんてガキのやることは残酷なんだ。
今じゃ、カエルなんて触りたくも無いのに。
2008-01-27 at 01:41
もう二度と戻ってこない幻の喪われた世界。(だれがそいつを壊したんだ!)
そういう逆説を歌った世界。
**そうだったんですか!
納得するものがあるです。
でも、これを聴くと日本の田や畑を思い出しますね。
**
家の事情で山梨の猿橋に3~4才頃、引き取られたけど、そこでの生活は今となっては貴重な体験でした。実際には1年足らずで埼玉の川口に、小学校上がる1年前まで引き取られたのですが、猿橋の方が長かったように思います。その後も夏休みの旅に行っていたから余計記憶が強いのでしょう。
たにし、かえる、たんぼ、水車、清水、かけい、山羊、畑、山道、川で泳ぐ・・Etc・・
三鷹もまだまだ田舎だったし、はたけ、れんげ、春眠ちゃんちの方へ行けば、清水のワサビ畑、
牛の小さな牧場、ICUの大きな森、そこにはきんらん、ぎんらんが咲いていました。毎日わくわくしてました。
そういう所に理科とか社会のクラスで連れていったくれた先生や、ICUの子供日曜学校の先生たち。かけがいのない体験をさせてくださった方々にお礼を言いたいけど、もうこの世にはいらっしゃらないかもしれないです。
これこそ、我々にとっての、
What A...で、ちょっと一呼吸入れ...
Wonderful..とていねい に、ゆっくりと言い聞かせるように歌い、そして
World...と、かるーく、ほそーく消えるように歌い終えた。
・・・ですね。
2008-01-27 at 14:24
まったく、その通り!
Wonderful worldどころか、Golden worldでしたよ。
毎日毎日、遊ぶのに欠くところなく、夢中になって遊んだものです。
誰も貧しく、靴は穴が空き、ズボンやシャツはぼろぼろだったけれど
あんなに楽しかった日々はなかtった。
2008-02-03 at 00:26
Mr.Childrenのアルバムに
「It’s A Wonderful World」っていうのがあるんですって。
最初は「なんで、こんな世界なのだ・・」っていう内容だったんですって。
それを「It’s A Wonderful World」というアルバム名に代えたそうです。
春眠さんおっしゃる、逆説的What A Wonderful World、もっとわかったよ。
このアルバムの中に「ONE TWO THREE」という歌があって、これはアントニオ 猪木の詩が最後に入っているそうです。そして引退の時の彼の声も・・・