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自分が「度胸千両」入りの「無法松の一生」を歌えないことは、前に書きました。
>> 声域を広げたい
で、あるとき、カラオケスナックのママにアンコの部分(度胸千両)を歌ってもらって、自分が露払いを勤めたのですが、私が男っぽく歌おうとするのを見てママが言うには、
「この歌は、女っぽく歌うほうがいいよ」
すげえ! と思いました。言い方はその通りだったかわかりません。「嫋嫋と」とか「弱弱しく」だったかもしれませんが、この歌が女々しい歌だということを、ママは見抜いてたんですね。
考えてみれば、ある種の男っぽさって(もしかすると、たいがいの男っぽさは)、女性性の裏返しみたいなもので、たとえばある時期の男の手本みたいだった健さんだって、じつはメゴコロ的な役者だったことは、今では大方の同意が得られるのではないか。男っぽさは女々しく歌う。これ、一つの優れた解ではないかと思います。

2007-10-29 at 14:27
男っぽさって、本質はやさしさに通じるものだとおもいます。
だから男っぽさを強調しすぎると実に女々しいものになります。まったく裏ッ返し。
高倉健さんのヤクザ映画は、まさにその典型で、あれはオカマ的共同幻想というものです。
強そうでいて、自暴自棄。権力に歯向かって必ず負けることで、カタルシスとなる。
どう負けるかが、問題なのです。だから歌になります。
「無法末の一生」だって「人生劇場」だって「唐獅子牡丹」だって、ほんと、
男っぽいつもりで肩に力を入れて歌うと、歌でなくなっちまいますもんね。
水前寺清子が、それをいともかんたんに示しちゃってると思う。
2007-10-29 at 16:29
男っぽさってさ、おばさん思うに、自分に客観的になっちゃうことではないか・・・・と思うのであります。ほんだから迷う。だから男って決断がおそいんよ。(余談)
哀しんでいるとか、やさしいとか ”女々しい”感情と思われているけど、人間だったら男でも女でもあるよ、こういう感情。スーパーマンでもあるまいし、男だって体は疲れるし、悲しい時は悲しいよ。
でも男はそういう感情が自分に起こっていると、ちょっとまてよ。今は泣くな。
泣いたら男がすたる。
なんだこの感情は、なんとかしてくれ・・な~んてね。
そういう感情になるのは恥かしい・・な~んて客観的に余計なことをかんがえるわけじゃな~い?こりゃ、女々しい・・やだやだ・・と声が小さくなって・・・
でもさ、迷って、恥かしく思うって、男っぽいってことじゃな~い?
恥かしがらずに 身をよじって哀しんだりすると、女らしい感じになる。
思い入れこんだり、やさしい感情にどっぷり浸っちゃうと、女らしい。
「迷う」ってふつう、「女々しい」に分類されているけど、あれこそ男っぽさだと思うんだ。
すっぱり決められないで、あれこれ考えたりして、だからある時、これ以上はもういいよ、って自暴自棄になるとか、我が身を「権力に歯向かって必ず負ける」道に投じたり、反対に自分中心の道を選んだり・・・でも常に、選ばなかった別の道が気になって、歌になっちゃうのね。
・・ そしておじさま方って、場をかえるとそのことをまったく忘れる。
むつかしい人たちだなや。
2007-10-30 at 21:31
「選ばなかった別の道が気になって」っていうのは、歌にとっては真実だろうね。
そういうところで歌が生れてきたのかもしれない。
人の生き方として、常にAもしくはBというように、二者択一ふうに問題を立てて、
あるいは直感して選んでいく生き方と(これは女に多いぞ)、
AでもありBでもあるとか、AでないしBでもない、
というところにこそロマンが生れるんだとか言ってみる生き方があると思う。
そう言いながらもちろん何かとりあえず選んで、一所懸命やっちゃうんだけどね。
2007-10-31 at 00:10
二者択一ふうに問題を立てて、
あるいは直感して選んでいく生き方と(これは女に多いぞ)
**
そ~だぞぉ~
だから決断がはやんです、女は。
そして二者択一ふうに問題を立てることは「女々しい」というか男でも女らしいのでは、
迷うのがやっぱ男の色気だと思うよ。
そして決めたら、一所懸命やっちゃう・・これぞ、男よ!そして、これぞ、女よ!
2007-11-01 at 21:59
あれっ、MAPさんは男だったの、それとも女?
あるいは男でもあり女でもあって、でも女でなくて男でもなくという感じかな。
うーん。ろまんが生まれそ。
2007-11-03 at 14:24
Mapは女であります。
まよわず、直感型。でも人間としてこれって完成してないあるよ。
決めないで答を出さずに「ニュートラル」でほうっておく訓練を今してます。
「男と女」これは歌にけっこうあるね。
男と女/ルルーシュ・・・♪ダーバーダ~ 、ダバダバダ ダバダバダ ダバダバダ・・・
黒の舟歌/野坂・・・・・♪男と女の間には暗くて深い川があるぅ~
男と女のお話 /日吉ミミ
酒と泪と男と女/河島英五・・・これを「男」というところを女に変えて歌う人がいらっしゃる そうです。あったまい~い!
”「飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲みつぶれて眠るまで飲」むのは女で、
「泣いて泣いてひとり泣いて 泣いて泣き疲れて眠るまで泣」くのは男になる。”・・とのこと。Ohno blog より= http://www.absoluteweb.jp/ohno/?date=20060406
2007-11-04 at 11:22
Mapさん。
リンク先記事の男と女の逆転というのが面白かったので、
刺激されて1本書きました。
http://www.utamachi.net/logs/archives/45
2007-11-06 at 22:03
河島英五の「酒と涙と男と女」って歌を初めて見たときに、
歌っている彼に反してなんて女っぽい歌かと思いましたよ。
こんなことを言うと彼のファンに怒られるかもしれないが、
実に女々しい歌ですよ、これは。
でも、男っぽい歌と、女っぽい歌というのは、あるんだろうか。
考えましたが、答えはなかなか見つからない。
女っぽい歌ばかりのなかで、男っぽい歌にチト思えるのは、
北島のサブちゃんが歌っているいくつかの演歌。
たとえば、♪はーるばる来たぜはっこだってえ~の「函館の女」とか、
♪なあみいだのおおおおお、終わりのひとしずく~の「なみだ船」
と、思ったりするのですが、どうだろうか、あまり自信がないぞ。
「兄弟仁義」は一見それらしくいけど、これは女々しい、気持ちわりい。
あ、歌うのは好きだけどね。