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ペドロ&カプリシャスの「ジョニィへの伝言」、好きな歌というわけでもなかったんですが、こんな受け止め方もできるんですね。ちょっと味わいが増す感じがあります。
かつてヒットしたヘドロ&カプリシャスの『ジョニーへの伝言』は、愛した男の前から身を引いて立ち去ろうとする女の惜別の痛みを歌っているものだが、むかし私はこの歌の良さが半分も分からなかった。それどころか、バーの椅子に座って自分が二時間待っていたことを間接 的に伝えて欲しがる女の未練がましさを「うぜえ」などと感じていた。
でもそうじゃない。歌の女は、来ない男をもう待たぬと決めて席を立つまでに二時間もかかったのだ。せめてもう一度会いたかったに違いないはずの最後 の恋慕を女はほかにどのようにも言い表しようがなく、だからただ「二時間待ったことだけ伝えてくれ」と人に頼んだ。その「二時間」に、女が一人でおこなっ たすべての清算の重みがあったのに、私はこの歌詞に隠されているものを長い間まるで聴き解せずにいた。

2009-10-13 at 00:54
ジョニーへの伝言、、、かなり好きな曲です。
高橋真梨子も好きだし、都倉俊一は当時大ヒットメーカーの作曲家でしたよね(と過去形で書いてしまい、彼は最近どうしてるのかと、ヤフーなんかで検索してしまいました)。
歌詞のことはあまり気にしないで歌ってましたが、阿久悠さんなんですね。さすがです!
そういう深い解釈もあるのか、、、。
2009-10-13 at 15:26
普通に詞を読めば、たぶん男と女が駆け落ちするのか、あるいは何かヤバイ理由で
自分たちが束の間住んでいた町を出て行こうと待ち合わせしていたら、
奴は待てど暮らせど来ない。
「野郎、やっぱり日和ったな!」と痺れを切れらし、
でもあたしゃあ約束どおり待っていたんだからね、
後でくどくど言ったってしらんよととでも言うように、
ダメ男と決別して行く、爽やかな歌だと思ってきた。
女の未練の歌だと受けとられるほうが、むしろ不思議な感じ。
“恋慕”なんてまったく関係ないと思えますがねえ……
結構不安はあるけれど、よし!行っちまおうってなもんじゃないですか。
いいですよ、これ、男っぽくて、しかし女らしい気後れもあって、大好き。
この歌を歌ったり聴いたりするときいっつも思うのは
なんだかメリケンにいるMapの歌じゃないかという感覚。
歌謡曲や演歌の好き嫌いの判断は、曲ももちろんさりながら、
少なくとも半分は、やはり歌詞にあると思うんだけれど。
案外一般に、歌詞はあまり聴かれていないのかも。
阿久悠のつくる歌詞って、ちょっとした散文風なストーリーができそうで
どれもこれも面白いですね。
2009-10-13 at 18:50
そ、この女に、なんか一種の潔さを感じてました。
未練とは別物の感じだったのですが、
まあ、こういう解釈があっても、それはそれで
面白いですよね。
ただ、いつも歌詞を読み込まない、というか、メロディーにまずほれ込んで
しまうので、そこまで味わったことがなかったことも
確かです。
訂正・ジョニーじゃなかったんだ、ジョニィなんですね。